中村 明恵
「今が一番若い」
- 出身地：青森県
- 初期研修病院：国立病院機構弘前病院
- 卒業大学：平成29年弘前大学医学部卒
- サブスペシャルティ：消化器外科
- 座右の銘：「今が一番若い」
私が外科の選択肢を具体的に考えたのは初期臨床研修2年目の春でした。外科をローテートし、以前から漠然とあった外科手術への憧れが強くなりました。
外科治療の中心に手術があることは確かですが、当然イコールではないと思います。手術の決定には、保存的治療の限界や手術治療の限界を知っていなければなりません。その限界を見極めて手術決定となった時に、医療従事者が一丸となって臨む姿にとても感動しました。また、自分の技術が直接結果として現れることや、患者さんを救うためにの技術を上達させることにやりがいを感じました。外科の先生方は、治療方針においても手技においても一つ一つに根拠をもって取り組まれています。その姿勢に、自分の目指している医師像が見えたように思います。
外科は手術やその前後の管理とフォローがあり、他科と比較してチーム医療の特色が強いように思います。また、手術の上達には個人練習だけでは不十分で、教える教わるの関係性が必須と思います。そのような、多くの人たちに支えていただきながら努めていける環境に身を置いて、少しでも信頼を得られるよう励みたいと思いました。
私は南部地方の出身で、青森県内の医療に携わりたい気持ちが強くあります。また手術手技は、先輩医師の技術を見て少しずつ培っていくものだと思っております。青森県の外科医療に関わることができ、熱意ある先生方のもとで修練できる弘前大学外科専門医研修プログラムが、私には最も適していると考えました。一つ一つの学びを大切に、謙虚な気持ちで日々精進してまいります。
