市澤 愛郁
「一路邁進」
- 出身地:青森県
- 卒業大学:平成29年弘前大学医学部卒
- 初期研修病院:青森市民病院
- サブスペシャルティ:消化器外科
- 座右の銘:「一路邁進」
医師になりたいと思ったのは小学校4年生の頃だったと思います。当時、手術室の看護師だった母の影響か、その頃から想い描く医師の姿は外科医でした。高校生の時にはキッズセミナーに参加させていただきました。糸結びを教えてもらったり電気メスで鶏肉の皮と肉を剥離したり、練習すれば自分にもこんなことができるのかと終わりの時間まで夢中になってやっていたこと、もっともっとやってみたいと思ったことを今でも鮮明に覚えています。その気持ちは大学入学後も初期研修医になってもずっと変わりませんでした。
しかし、外科は女性には厳しい世界だと言われることがあります。それでも外科を選んだのは、尊敬し目標とする女性外科医に出会えたからです。
「いちばんやりたいと思うことを選びなさい。子供や親、家族のことで助けを必要とするのは男も女も一緒。目の前のことをとにかく一生懸命に頑張りなさい。」
その言葉が決め手でした。そして私は、いちばんやりたいと思うこと、外科医の道を選びました。
これからの日々、現状に満足することなく常に努力し続け、産まれ育った青森に少しでも恩返しできればと思います。