桑田 大輔
座右の銘:「日進月歩」
私が外科医になることを決めたのは医学部5年生で2週間の外科実習をした時です。外科の先生方が毎週何件も悪性疾患の手術を行なっている姿を見て、自分も人の一生に関わる仕事をしたいと感じました。術前検査、手術、周術期の全身管理、術前術後の化学療法、術後の外来診察等を行い、一人の患者さんと何年間も付き合っていく外科医になりたいと思いました。また悪性疾患だけでなく、虫垂炎や胆嚢炎、痔、鼡径ヘルニア等の良性疾患も多く扱う消化器外科に強く惹かれ、消化器外科医を志すことを心に決めました。
私は青森市出身で、学生時代に県内で外科医が不足していることを知り、地元に貢献したいと思っていました。したがって、大館市立総合病院で2年間の初期研修を終えて、弘前大学外科専門医プログラムに参加し、消化器外科医の修練をスタートすることにしました。一つ一つの症例を大切にして、多くの患者さんを助けられるような消化器外科医になるために努力していきます。