糸川 凜
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」
- 出身地:東京都
- 卒業大学:平成29年弘前大学医学部卒
- 初期研修病院:青森市民病院
- サブスペシャルティ:心臓血管外科
- 座右の銘:「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」
私が弘前大学医学部に入学した頃は、これからの未来を担う子供たちの役に立ちたいという思いから、漠然と小児科医になりたいと考えていました。しかし、医学部5年生の心臓血管外科臨床実習が、外科医を志すきっかけとなりました。
この臨床実習で、私は心低形成症候群の乳児を担当しました。この病気を持って生まれた赤ちゃんは、手術を行わなければ多くの場合生後1ヶ月以内に亡くなってしまいます。しかし、手術を行う事でそのような子でも成人を迎えることができるという事に感銘を受け、手術でしか救えない命があることを改めて思い知りました。この時の体験が、私が外科医を志す大きなきっかけとなっています。また医学部6年生の小児科臨床実習の際に、赤ちゃんの時に大きな心臓手術を受け、その後元気に生活をしている子供たちを数多く目にしました。生まれたままの心臓では長く生きられなかった子供たちが、手術を受けた事で元気に生活しているのを実際に目の当たりにして大きな感動を覚えました。そして、時が経てばこの子たちも新たに家庭を持ち、次世代の命へと繋がっていくという事を考えた時に、外科治療の素晴らしさを強く感じ、心臓外科医の道へ進む事を決心しました。
医師になるまで私を育ててくれ、さらに外科医を志すきっかけをくれた母校弘前大学に恩返しができる外科医になりたいという思いから、弘前大学外科専門医プログラムに参加することを決めました。これからの3年間のプログラムで多くの方々にお世話になりながら、命を繋ぐことのできる一人前の心臓外科医となれるよう日々研鑽を積んでいきたいと思います。